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第4話

リハビリ

私は、いろいろな情報の中で、針治療が良いと思い、週二回通うことにしました。

初診の時、先生に怪我の状況を説明して、骨折した部分と後足に針とお灸を、集中的にやってもらいました。(約40分、針、お灸、指圧)

そして、針を刺している間、後足の裏(パット)にお灸をあてていたら、足がピクっと動きました。(熱くて嫌がるような感じでした。)

その時、先生がひとり言のように「反射神経がある。」と呟やいたので、即座に私は聞きかえしました。

「細かい神経は生きているのですか?」

先生は、はっきり「生きています。」と返事をしてくれましたが、「まず、後足や腰あたりの筋肉を、これ以上落とさないようにリハビリをしてください。」と言われました。

早速、家でも毎日骨折した部分を中心に、お灸(血行を良くする)をし、後足は曲げたり伸ばしたり、指先(後足)を反るような指圧と、尻尾の付け根にも指圧をしました。

食事も、与える時には腰を持ち上げながら、後足を支えて、少しでも立つ姿勢を忘れさせないようにやっています。

そして、日に日に足の蹴りが強くなっているのが解りました。

でも、これは、根気と長い年月を要するものだと、つくづく感じました。

リハビリとともに、朝、昼、夕方、晩と4回にわたって、尿をカテーテルで採ることも、次第に慣れてきました。

車椅子

同年11月上旬頃、やっと車椅子が我が家に届きました。

入院中に体長、体高のサイズを測って、八王子にある専門業者へ発注していたのです。

そして、病院の先生から「外を散歩しても良いですよ。」と、GOサインを頂きました。

私は、初めて目にする車椅子を見て、これから毎日装着して散歩させるバーディの事を思うと、胸が痛むほどやりきれない気持ちでした。

でも、逆に車椅子があるから、どこにでも一緒に散歩へ行けるし、多少なりとも、ストレスも解消してくれるだろうし、と、前向きに考え、大いに利用していろんな場所へ連れってあげようと思いました。

そして、いよいよ庭で車椅子をバーディに付けました。

すると20分ぐらい、石のように固まってしまって、身動きひとつしません。

やっぱり、しんどいのか重いのか解りませんが、嫌そうでした。

ただ、以前に専門業者からいろいろな話を聞いていて、ワンちゃんによっては、慣れるまで半年ぐらい掛かることや、装着してからの散歩時間は、約1時間が限度、というようなことは知っていましたから、それほど心配はしませんでした。

しかし、、。

 

ところが、30分を過ぎた頃、突如歩き出しました。

初めはロボットみたいな歩き方で、前へ進んだり、曲がったり、ぎこちない動きでした。

でも、『やっぱりバーディは凄い!』と、あらためて感心しました。

翌日練習を再開したら、昨日とは違って、少し走るようになりました。

しかし、車輪がバーディの胴体の幅よりはみ出ているため、道路の端を歩くと、タイヤが角にボコボコ当たって大変です。

これは、私のほうで注意しながら歩かせないと、ひっくり返って危ないと感じました。

そして、今度はキックも外に出して、二人の様子を見ていたら、キックが不思議そうな顔をして、バーディの側に近づきません。

でも、気になるのか鼻でクンクンしながら、バーディを確認しています。

すると逆に、バーディが痺れを切らして、キックに向かって吠え、遊ぼうとするポーズをとって近づきました。

それに答えるかのように、キックも応戦して吠え、お互いに甘咬みあってしまいました。そして、興奮のあまり、激しく動き廻った末に、とうとうバーディがひっくり返りました。

これは、やっぱり危ない!

でも、遊ばせないと可哀想ですから、今度は、私がバーディの後に廻って車椅子を支えながら、一緒に遊ぶようにしました。(中腰なので、私の腰がちょっと大変、、、。でも楽しい!)

バーディとキックの遊ぶ姿
二人で自由に遊んでいた頃。99年夏






海からの贈り物をくわえたバーディ
嵐の後、海からの贈り物をくわえて。99年夏






海岸で仲良く遊ぶバーディとキック
近くの海岸で、二人仲良く。99年夏














車椅子のバーディ


















バーディとキック
二人の仲はいつも、変わらない。


















オーナーとバーディとキック
三人一緒だよ!



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