私達の思い
物語を引き続き、第8話までお読み下さったお客様にお礼を申し上げます。
そして、この物語をお読みいただき、それぞれお感じになられることは多々おありだと思います。私達もこれで良かったのかどうかはわかりません。
それは、本人のバーディしかわからないことだと思います。
ですので、私達が幸せであればバーディも幸せだと信じ、これからも精一杯元気よく、一日でも長く生きてもらうことだけを願っております。
現在バーディは6歳を過ぎ、至って元気です。オシッコも順調で、今では自然に排出し、軽く圧迫するぐらいで出てきます。
以前を振り返ると、信じがたい状況です。
犬の生命力やバーディの運の強さを感じます。
相変わらず、他のワンちゃんを見れば興奮して遊ぼうとします。
これは生まれもった気質が物語っております。
そして、よりいっそう甘え坊になりました。
散歩でも、気に入らないとエンストをおこします。 子供の駄々っ子と一緒で凄く愛しく感じます。また、 以前のように遊ぶ事ができないバーディにとって、唯一の楽しみは食べることです。体重も35kgもあって太り気味です。
車椅子に感謝
今でも奇跡が起こらないかと、ふと考えることがあります。
脊髄損傷以外は、至って普通の子と何の変わりなく元気なのですから。
私達の救いは、本人(バーディ)がなぜ歩けないか、なぜ上れないのかといった自覚がないことです。外の散歩でも、周囲の目を気にせず堂々と歩いています。
それと、車椅子にはたいへん感謝しています。もし車椅子がなかったら今頃どうなっていたか、そう思うとゾッとします。当然、散歩もできないし、ストレスを溜めて、ここまで元気には絶対なれなかったと思います。
もし皆様のワンちゃんの中で、『前足が元気だけど歩けないワンちゃん』がいましたら、どうか一度試してみてください。慣れるのに時間がかかると思いますが、きっと、ワンちゃんも喜びますよ!
今、私達の願いは、何も考えずに気軽に、どこでも散歩に行けることです。
ワンちゃんたちは、十数年と短い生命です。
せめてその中で、バーディ達には、いろんな場所に行って、新しい空気を吸わせて、思いっきり遊ばせたい気持ちで一杯です。




